ボストンサプライズ（2007年生、母チョウカイパープル）

ボストンサプライズ（2007年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋驚かす」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時8歳）と交配したチョウカイパープルが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地11戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、谷川牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、谷川牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、ボストンホースによって1,102.5万円で落札された。

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

8月8日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

10月4日、中4週で迎えた3戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた5戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた7戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

3歳（2010年）

1月16日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 小雪/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

7月10日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。