アイアンメイデン（2017年生、母メイカ）

Iron Maiden

2017.03.28

アイアンメイデン（2017年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「鉄の乙女」。毛色は鹿毛。種牡馬のタートルボウル（当時15歳）と交配したメイカが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、田原邦男によって594万円で落札された。

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

1月5日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

3月28日、中8週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた4戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

7月25日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

9月2日、中5週で迎えた6戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の神鍋山特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

10月4日、中4週で迎えた7戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、フクノソミュールに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月18日、中1週で迎えた8戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

11月2日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は米倉知騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた10戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

12月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

4歳（2021年）

1月6日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた12戦目は、一般C3（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

9月22日、約8か月半の休養明けで迎えた13戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。