パトス（1998年生、母スリーキャッスル）

経歴

デビュー前

当歳のとき、高松牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、高松牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2000年）

10月7日、デビュー戦は石山繁騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったテンシノキセキを半馬身捉え切れず2着となった。

10月22日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石山繁騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のシルキージュアンに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月19日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳500万下の赤松賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で石山繁騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下のさざんか賞（阪神芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で石山繁騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。

3歳（2001年）

1月6日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳500万下の若菜賞（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石山繁騎手（5戦1勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

1月13日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンの紅梅ステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石山繁騎手（6戦1勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

2月17日、中4週で迎えた8戦目は、3歳500万下のつばき賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石山繁騎手（7戦1勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた9戦目は、3歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で石山繁騎手（8戦1勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石山繁騎手（9戦1勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

4歳（2002年）

1月7日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石山繁騎手（10戦1勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で石山繁騎手（11戦1勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

3月10日、中5週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた13戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の美濃特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。