カザフジョー（2006年生、母テイエスハツヒメ）

カザフジョー（2006年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「放浪、勇敢な自由人（テュルク語）＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のトワイニング（当時15歳）と交配したテイエスハツヒメが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川越ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、川越ファームから「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場され、河内孝夫によって745.5万円で落札された。

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

8月23日、デビュー戦は穂苅寿彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

12月27日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では脚が残っておらず16着に終わった。