リネンライン（2005年生、母リネンエレガンス）

リネンライン（2005年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋線」。毛色は栗毛。種牡馬のエイシンワシントン（当時14歳）と交配したリネンエレガンスが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は富本茂喜。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害1戦0勝、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳以上D7三。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

9月15日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。

3歳（2008年）

8月16日、約10か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

9月20日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で村田一誠騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

10月22日、中4週で迎えた5戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D7三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて、最後は2着のオンワードネスに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上D3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で廣瀬航騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2009年）

7月18日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい18着に終わった。

8月23日、中4週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。