ペプチドヒナタ（2021年生、母ペプチドセマム）

ペプチドヒナタ（2021年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+陽。万物の生命の源、日光」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシルバーステート（当時8歳）と交配したペプチドセマムが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木村牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

武英智厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月9日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー京都（京都芝1400m 曇/重）に出走。馬体重は474kg。17頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、6着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、5着に終わった。

12月10日、中6週で迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで先頭を奪い、最後は2着のジョーインテビットに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月28日、中2週で迎えた4戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスの2歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

3歳（2024年）

4月6日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのひめさゆり賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

4月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳1勝クラスのわらび賞（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は富田暁騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

7月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小沢大仁騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

11月9日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

12月1日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

12月15日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた11戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

4歳（2025年）

1月19日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

3月23日、中8週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は富田暁騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた15戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

5月31日、中4週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた16戦目は、近藤翔月騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマニンブライトンを豪脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

6月15日、中1週で迎えた17戦目は、アジサイ特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で近藤翔月騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず3着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた18戦目は、スイレン特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で近藤翔月騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るセントオブシンを驚異的な末脚で3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。

7月26日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2-2（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で近藤翔月騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月6日、中5週で迎えた20戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で近藤翔月騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた21戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた22戦目は、高知競馬視察研修特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1-5（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

11月2日、中1週で迎えた24戦目は、阿部基嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C1-5（高知ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

11月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月30日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた26戦目は、一般C1-6（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。