ビレッジイッキ（2013年生、母スズプロポーション）

ビレッジイッキ（2013年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋一気に走れ」。毛色は青鹿毛。種牡馬のロージズインメイ（当時13歳）と交配したスズプロポーションが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方20戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって324万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、村山輝雄によって421.2万円で落札された。

小野次郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

1月17日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

4月24日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

6月11日、中5週で迎えた4戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた5戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい5着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（4戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では決め手に欠いて3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

9月24日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C2 29（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた14戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着を確保した。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

11月27日、連闘で迎えた17戦目は、3歳以上C2 39（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（9戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（10戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた19戦目は、3歳以上C2 36（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（11戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず3着に終わった。

4歳（2017年）

1月2日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（12戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

1月9日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（13戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず3着に敗れた。

1月15日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（14戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で田中純騎手（15戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。