ニシケンヒルツ（1997年生、母イズミキソジ）

経歴

デビュー前

2歳（1999年）

8月8日、デビュー戦は菊沢隆仁騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

9月18日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したグランデュックを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

10月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で武英智騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

11月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で武英智騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したタガノデインヒルを差し切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

11月27日、中1週で迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったテイエムパワフルに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中1週で迎えた7戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシルクパーフェクトをハナ差振り切って未勝利戦を制した。

12月25日、中1週で迎えた8戦目は、2歳G3のラジオたんぱ杯3歳ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦1勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

3歳（2000年）

1月8日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下の福寿草特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で清山宏明騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

7月30日、約6か月の休養明けで迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武英智騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武英智騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武英智騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で武英智騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

12月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は清山宏明騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

4歳（2001年）

1月8日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は武英智騎手（9戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。