エビスミール（1987年生、母スパニシユホープ）

Ebisu Mir

1987.04.03

エビスミール（1987年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミルジヨージ（当時12歳）と交配したスパニシユホープが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）川端牧場。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

相川勝敏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

2月25日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は392kg。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

6月10日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

8月4日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、町田義一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

9月9日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で町田義一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るトシシゲドラゴンを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

9月29日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田義一騎手（2戦1勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田義一騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で町田義一騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。