ヒデノトパーズ（2015年生、母アイレンベルク）

ヒデノトパーズ（2015年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋トパーズ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時16歳）と交配したアイレンベルクが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はグラストレーニングセンター。主な勝ち鞍は2018年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

庄野靖志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

7月30日、デビュー戦は小崎綾也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

11月19日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

3歳（2018年）

3月24日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は小崎綾也騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

6月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

7月29日、中5週で迎えた6戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

8月18日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したクロフネプリンセスを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

9月15日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で浜中俊騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

11月7日、中7週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた9戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスターソフィアに1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2019年）

2月7日、中7週で迎えた12戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

3月7日、中3週で迎えた13戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

3月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1六七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた15戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、夜遊び方改革賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

7月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた19戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったコウエイスーシェフにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

9月17日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月13日、中5週で迎えた22戦目は、あだワンCMグランプリ賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5歳（2020年）

1月21日、中6週で迎えた24戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

2月26日、中4週で迎えた25戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた26戦目は、ポイント10倍!大井のSPAT4賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

5月20日、中8週で迎えた27戦目は、一般C1七八九（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（6戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1四五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（8戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

8月1日、中5週で迎えた30戦目は、一般C2一二三（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（9戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

9月11日、中5週で迎えた31戦目は、山崎良騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2一二（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎良騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

11月6日、中5週で迎えた33戦目は、一般C2一二三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎良騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。