ドリームプログラム（2009年生、母タスク）

ドリームプログラム（2009年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋プログラム。ＩＴ用語のタスクから連想して」。毛色は栗毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時24歳）と交配したタスクが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）松浦牧場。戦績は、中央平地12戦1勝。主な勝ち鞍は2012年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、松浦牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、松浦牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、サラブレッドクラブセゾンによって840万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額1,400万円（7万×200口）で一口馬主が募集された。

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

7月23日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出したが、4着に終わった。

10月23日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

3歳（2012年）

1月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 雨/良）に出走。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では圧巻の末脚を発揮し、3着に入った。

4月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入った。

5月20日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松山弘平騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

7月8日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松山弘平騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のショウナンバッカスを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月16日、中9週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松山弘平騎手（5戦1勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

5歳（2014年）

5月3日、約20か月の休み明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

10月5日、約5か月の休養明けで迎えた12戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。