カガヒーロー（2014年生、母エンゼルジョーカー）

カガヒーロー（2014年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時10歳）と交配したエンゼルジョーカーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は山際智。戦績は、中央平地10戦0勝、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2017年のエトワールカップ(C1-4)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際智から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、香川憲次によって669.6万円で落札された。

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

1月22日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

4月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で秋山真一郎騎手（4戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた6戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

6月17日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

7月8日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入った。

7月29日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（7戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入った。

8月19日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（8戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に敗れた。

9月30日、中5週で迎えた11戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、エトワールカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアシャカクールを上がり1位の末脚でハナ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた12戦目は、錦秋賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた13戦目は、長崎街道佐賀宿特選（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた14戦目は、長崎街道牛津宿特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

4歳（2018年）

4月12日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた16戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、デイジー賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

6月10日、中5週で迎えた17戦目は、ヒバリ賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。