キュアドリーム（2020年生、母ノーブルストーン）

Cure Dream

2020.03.03

キュアドリーム（2020年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のキタサンブラック（当時8歳）と交配したノーブルストーンが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本ファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤本ファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、藤本ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会川上和彦によって902万円で落札された。

山下貴之厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2022年）

7月25日、デビュー戦は本田正重騎手を鞍上に据えて、2歳戦のリアトリスデビュー（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず3着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、伸びてきたサテライト決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

9月22日、中4週で迎えた3戦目は、2歳S3のゴールドジュニア（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

10月18日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、オデンシタに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2023年）

6月19日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた5戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワガママナビジンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月25日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のナティレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、藤本ファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、藤本ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会川上和彦によって902万円で落札された。

山下貴之厩舎（船橋）へ入厩。

8月8日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、牝馬限定3歳戦のナティビット特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての3番ゲートからスタート。出走取消となった。

8月30日、中4週で迎えた7戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、なまずの集い 全国なまずサミット賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月10日、中5週で迎えた8戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのサルビアカップ（川崎ダート2000m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた9戦目は、柊賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

12月12日、中4週で迎えた10戦目は、ポイント10倍!川崎のSPAT4賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

4歳（2024年）

1月5日、中2週で迎えた11戦目は、ファイナルアンサー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のムーンダイアローグをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

1月30日、中3週で迎えた12戦目は、桜草賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。