シルバーメール（2013年生、母シルバーコースト）

シルバーメール（2013年3月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋海（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時13歳）と交配したシルバーコーストが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

7月18日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1600m 曇/重）に出走。馬体重は438kg。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

11月21日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、3着に入った。

3歳（2016年）

2月28日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

3月26日、中3週で迎えた4戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、トップノートに交わされて1馬身半差の2着となった。

4月10日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

7月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、グランパルファンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

7月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のアーリードライヴに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月23日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松若風馬騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

4歳（2017年）

4月1日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松若風馬騎手（5戦1勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて11着に敗れた。