スタールーセント（2005年生、母マイシェリープレイメイト）

スタールーセント（2005年3月25日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「スターの輝き」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時10歳）と交配したマイシェリープレイメイトが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はフクオカファーム。戦績は、中央平地23戦0勝、中央障害7戦1勝、地方12戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

11月18日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

3歳（2008年）

1月15日、中4週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の妙見山特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のキーバイブルに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

2月3日、中2週で迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 小雨/重）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

3月22日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあざみ賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

7月26日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた8戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝2600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

9月25日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、ファビィサドル特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

10月20日、中3週で迎えた10戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、シリウス賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸びを見せたが、伸びてきたフレンチムスメ決め手に屈してクビ差の2着となった。

11月9日、中2週で迎えた11戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

12月4日、中3週で迎えた12戦目は、アーバンステージ師走賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

4歳（2009年）

2月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート2400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた14戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

4月12日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた17戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の三条特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

7月13日、中6週で迎えた18戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、アンタレス賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた19戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、アルビレオ特別（門別ダート1800m 雨/重）に出走。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず3着に敗れた。

8月30日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

5歳（2010年）

3月14日、約6か月半の休み明けで迎えた21戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

4月11日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下の飯盛山特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の浄土平特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

5月31日、中4週で迎えた24戦目は、アンタレス賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月27日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

7月11日、中1週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた26戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の陸奥湾特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

8月1日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた27戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた28戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた29戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート2400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

11月1日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月5日、中4週で迎えた31戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のフサイチアソートをクビ差制して久方ぶりに美酒を浴びた。

6歳（2011年）

1月8日、中2週で迎えた33戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた34戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月17日、約3か月半の休養明けで迎えた35戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、東日本大震災復興支援メイスター賞（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

5月30日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた36戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、カシオペア賞（盛岡芝1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

7月27日、中7週で迎えた37戦目は、レダ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（3戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

10月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた38戦目は、プロキオン賞（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた39戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた40戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、ノベンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のジョーシンドバッドに1馬身半の差をつけて制した。

7歳（2012年）

1月8日、中8週で迎えた41戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は平沢健治騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月2日、約8か月の休み明けで迎えた42戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（5戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。