セイウンクルーズ（2017年生、母ニシノアカツキ）

セイウンクルーズ（2017年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+船旅」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドシップ（当時8歳）と交配したニシノアカツキが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はガーベラパークスタツド。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

11月24日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/不良）に出走。馬体重は536kg。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

3歳（2020年）

1月11日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

3月21日、中9週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で武藤雅騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では超凡な末脚を披露し、3着に入った。

4月11日、中2週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したコスモセイリュウを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月28日、中7週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

7月4日、連闘で迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート2400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月30日、中7週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート2400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のグッドリドゥンスをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2021年）

4月3日、約6か月半の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で勝浦正樹騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

5月15日、中5週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

10月6日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた12戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、女子野球で淡路島を元気に!特別（園田ダート1870m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。