ケイツードラム（2020年生、母マルトクビクトリー）

ケイツードラム（2020年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+通貨名(アルメニア)」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時13歳）と交配したマルトクビクトリーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は竹中牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、竹中牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

蛯名利弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

2月11日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳戦のメイクデビュー東京（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したジェムステートを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3月4日、中2週で迎えた2戦目は、3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月14日、中9週で迎えた3戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴールドバッハを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

4歳（2024年）

11月24日、約18か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

5歳（2025年）

4月10日、約4か月半の休み明けで迎えた6戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

5月8日、中3週で迎えた7戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑慧悟騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

5月22日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、一般B7（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑慧悟騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6月5日、中1週で迎えた9戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大畑慧悟騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた10戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1500m 小雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般B9（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大畑慧悟騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のイザワンに1馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

7月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般B4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑慧悟騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。