フシミパオラー（2017年生、母リトルマーメード）

フシミパオラー（2017年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「不死身、不死鳥＋馬主に夢は努力を裏切らないと教えてくれた人の名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時14歳）と交配したリトルマーメードが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はへいはた牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、へいはた牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、小林祐介によって216万円で落札された。

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

8月18日、デビュー戦は亀田温心騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は386kg。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

10月6日、中5週で迎えた3戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

11月24日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた4戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

3歳（2020年）

1月13日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

2月2日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

2月11日、連闘で馬体重を前走から17kg減らして迎えた8戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のグリーンドリーム賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた9戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた11戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた12戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したグリーシアンギフトに3/4馬身届かず2着となった。

4月18日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のコロナと戦う医療にエールを!緊急支援競走（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。