エルコラーノ（2013年生、母タイキティファニー）

エルコラーノ（2013年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「イタリアの地名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時14歳）と交配したタイキティファニーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）パカパカファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、パカパカファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、パカパカファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ラ・メールによって540万円で落札された。

奥村武厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

2月20日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 雨/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。最後は脚色が鈍り16着に敗れた。

4月9日、中6週で迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

5月28日、中6週で迎えた3戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

7月9日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた4戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したレペゼンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

7月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石本純也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のエメラルキリシマを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

8月13日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石本純也騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。