ウインメイユール（2018年生、母ウインプリメーラ）

ウインメイユール（2018年2月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+ベスト、より良い(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時7歳）と交配したウインプリメーラが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はコスモヴューファーム。戦績は、中央平地2戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2021年のアンバー賞。

経歴

デビュー前

ウインレーシングクラブにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

6月6日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は402kg。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、ダディーズビビッドに半馬身交わされて2着となった。

6月27日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

12月20日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に敗れた。

3歳（2021年）

2月6日、中6週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

5月8日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

7月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアンバー賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミルヒライスを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月19日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から7kg絞って迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい16着に終わった。

4歳（2022年）

2月26日、中9週で迎えた8戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

4月23日、中7週で迎えた9戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

6月12日、中6週で迎えた10戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラスの八ヶ岳特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着を確保した。

8月20日、中5週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で原優介騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で原優介騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

10月17日、中4週で迎えた15戦目は、カシオペア賞（盛岡芝1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で原優介騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの土湯温泉特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で原優介騎手（6戦0勝）。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

5歳（2023年）

1月15日、中9週で迎えた17戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた18戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの戸畑特別（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

2023年1月26日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3月2日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた19戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、芳春賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

3月16日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた20戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3月31日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた21戦目は、蔵開き賞（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般C6（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤利征騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた23戦目は、一般C7（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤利征騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般C8（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤利征騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた25戦目は、一般C7（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤利征騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月1日、中1週で迎えた26戦目は、一般C7（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤利征騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般C8（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤利征騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた28戦目は、一般C6（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で加藤利征騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた29戦目は、篤史・あずさ結婚記念（名古屋ダート920m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で加藤利征騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた30戦目は、庄内川特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で加藤利征騎手（10戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

8月9日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた31戦目は、籾山夫妻第2の人生スタート記念（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で加藤利征騎手（11戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

2023年8月11日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。