ワイルドヒーロー（2005年生、母エーコーアゲン）

Wild Hero

2005.04.30

ワイルドヒーロー（2005年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「野性的英雄」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時9歳）と交配したエーコーアゲンが20歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武牧場。戦績は、中央平地9戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、武牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、小川勲によって1,365万円で落札された。

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

12月8日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた2戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

3歳（2008年）

1月20日、中3週で迎えた3戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた4戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く16着に終わった。

3月29日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

4月12日、中1週で迎えた6戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は川島信二騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、5着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

7月6日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に終わった。