サキドリトッケン（2023年生、母プロハンター）

サキドリトッケン（2023年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトゥザワールド（当時12歳）と交配したプロハンターが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はヒカル牧場。2025年のJRA 級認定ネクストスター佐賀に勝利した他、2025年の九州ジュニアチャンピオンを制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2025年）

6月15日、デビュー戦は竹吉徹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスーパーホープフルデビュー（佐賀ダート900m 小雨/不良）に出走。馬体重は446kg。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマテラブルースにハナ差届かず2着に惜敗した。

6月29日、中1週で迎えた2戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフカガワブギョーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月17日、中6週で迎えた3戦目は、2歳戦のアルタイル特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したプレアレジェンドを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中3週で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトリトンテソーロを次元の違う末脚で半馬身差し切って単勝一倍台の支持に応えた。

10月13日、中3週で迎えた5戦目は、2歳オープンのJRA 級認定ネクストスター佐賀（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るプレアレジェンドを凄まじい末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。

11月9日、中3週で迎えた6戦目は、2歳オープンのカペラ賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るモーモーゴールドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて断然人気に応えた。

11月30日、中2週で迎えた7戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳オープンのフォーマルハウト賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のファーマドールを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。