クイックスミレ（1988年生、母キシュウセリカ）

経歴

デビュー前

福島勝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

9月9日、デビュー戦は田島裕和騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

3歳（1991年）

4月6日、約7か月の休み明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のキャッシュミソラに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

5月11日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島裕和騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（京都芝1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田島裕和騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

7月7日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田島裕和騎手（5戦1勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

10月13日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた8戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り曇/重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた11戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

4歳（1992年）

2月1日、中6週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は田島裕和騎手（7戦1勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

2月8日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（8戦1勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。