ヤマイチレディー（2001年生、母ハラセイコー）

ヤマイチレディー（2001年3月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「馬主の名＋女性」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時14歳）と交配したハラセイコーが21歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）オリエント牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方41戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2004年の3歳以上C1-1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、オリエント牧場から「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場され、山口隆一によって430.5万円で落札された。

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

9月13日、デビュー戦は柴原央明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は510kg。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

3歳（2004年）

1月20日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳F32（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳F31（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

2月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳F31（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったイズミリーディングにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳F31（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳F22（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳F31（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた9戦目は、3歳F31（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村健騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

5月18日、中3週で迎えた10戦目は、3歳F31（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で木村健騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

11月10日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた11戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヤマオトコにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

11月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のオアシスロードを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月14日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、3歳以上C9-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷川真生騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、最後はエルウェービジュウと並んで3着同着となった。

12月22日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上C9-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で谷川真生騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず3着に敗れた。

4歳（2005年）

1月1日、中0週で迎えた15戦目は、4歳以上C8-2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で谷川真生騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビオトープに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

1月13日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C8-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で谷川真生騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

2月9日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上C5-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で谷川真生騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

2月18日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で谷川真生騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた19戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7-3（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C7-1（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアレジア決め手に屈して半馬身差の2着となった。

3月29日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C5-2（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカネマサバレリーナを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月13日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C5-3（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4月27日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上C4-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

6月2日、中4週で迎えた24戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は谷川真生騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C5-2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のピスカリチャレンジに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月7日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は谷川真生騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C4-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（10戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2-2（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で谷川真生騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2-2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で谷川真生騎手（12戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で谷川真生騎手（13戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で谷川真生騎手（14戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず12着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で谷川真生騎手（15戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

11月3日、連闘で馬体重を前走から17kg減らして迎えた34戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で谷川真生騎手（16戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で谷川真生騎手（17戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で谷川真生騎手（18戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

5歳（2006年）

1月1日、中4週で迎えた37戦目は、4歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で谷川真生騎手（19戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

1月19日、中2週で迎えた38戦目は、4歳以上C5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で谷川真生騎手（20戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で谷川真生騎手（21戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上C6三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で谷川真生騎手（22戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C7一（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で谷川真生騎手（23戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上C6二（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は16戦連続で谷川真生騎手（24戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた43戦目は、4歳以上C6三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で谷川真生騎手（25戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。