ビーフレグラント（2002年生、母コンサートダイナ）

ビーフレグラント（2002年5月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「楽しくなる」。毛色は鹿毛。種牡馬のダイタクヘリオス（当時15歳）と交配したコンサートダイナが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）船越牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方7戦1勝。主な勝ち鞍は2004年のフレッシュチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

6月15日、デビュー戦は小国博行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキンカップに約15馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

7月24日、中5週で迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのマリーゴールド賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。

9月18日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦1勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の闘争本能でゴールまで頑張り、5着を確保した。

10月13日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、牝馬限定2歳G3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月7日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（3戦1勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

3歳（2005年）

3月10日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの’05桃花賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月22日、中1週で迎えた7戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のもくれん特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のアマリリス特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

8月12日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦のはまゆう特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた10戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサルビア特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。