オーシャンベイリー（2012年生、母ミュージー）

オーシャンベイリー（2012年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大洋＋人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時12歳）と交配したミュージーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方37戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の中島龍也新人賞2冠達成記念(一般C2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ディスティニーファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、宮内牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、上田宗義によって432万円で落札された。

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

2月7日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は510kg。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた2戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

6月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では全く伸びず16着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた4戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝葵さん誕生日おめでとう（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

7月20日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

8月21日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月31日、中0週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた8戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた10戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

11月1日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のエイシンシャンプーに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月8日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

11月15日、連闘で迎えた13戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

11月22日、連闘で迎えた14戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったラブノキセキに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2十（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

12月13日、連闘で迎えた16戦目は、みーちゃんお誕生日記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

12月20日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2七（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2016年）

1月6日、中1週で迎えた18戦目は、霜柱特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、一般C2五（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

4月1日、中0週で迎えた20戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4月10日、連闘で迎えた21戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

4月18日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は中島龍也騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月24日、連闘で迎えた23戦目は、娯楽のグランゼーラ杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月1日、連闘で迎えた24戦目は、中島龍也新人賞2冠達成記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のヴァルルトウショウをクビ差振り切って下馬評通りの実力を証明した。

5月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1-4（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた26戦目は、熊本地震被災復興祈念（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は中島龍也騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた27戦目は、熊本地震被災地復興祈念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

6月21日、連闘で迎えた28戦目は、虫送り祭り特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（8戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は桑野等騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月10日、中1週で迎えた30戦目は、富大競馬研POG優勝記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は中島龍也騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

7月19日、連闘で迎えた31戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

9月11日、中7週で迎えた32戦目は、石川県畜産協会長賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた34戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた37戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

11月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、金澤きもの小町特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた39戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた40戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。