ミサイルランチャー（2009年生、母トップアリーオーン）

ミサイルランチャー（2009年5月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックホーク（当時15歳）と交配したトップアリーオーンが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、地方36戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

朝倉実厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2011年）

10月30日、デビュー戦は有年淳騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は505kg。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた2戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

3歳（2012年）

4月17日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で千田洋騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた5戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のゴールデンマキシムを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

7月31日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

10月2日、中4週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、勝ったヨシールストームにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

11月16日、中5週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦1勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

12月30日、中5週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の3歳C3（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。

4歳（2013年）

1月25日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の4歳C3（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（7戦1勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた13戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の4歳C3（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた14戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

3月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、ハンデ戦の4歳C3（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田功駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

4月12日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた16戦目は、ハンデ戦の一般C2十七 C3一（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で早田功駿騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で早田功駿騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で早田功駿騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で早田功駿騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で早田功駿騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

7月30日、中4週で迎えた21戦目は、一般C3九十（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で早田功駿騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3八九（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で早田功駿騎手（9戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3六七八（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（8戦1勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた24戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3六七（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3六（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高野誠毅騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた27戦目は、大森特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で高野誠毅騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず5着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で高野誠毅騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた29戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C3（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高野誠毅騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

12月28日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた30戦目は、一般C3三（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高野誠毅騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

5歳（2014年）

1月20日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3十四十五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高野誠毅騎手（7戦0勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3十一十二十三（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で高野誠毅騎手（8戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた33戦目は、5歳C3（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高野誠毅騎手（9戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月10日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3十二十三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で高野誠毅騎手（10戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた35戦目は、八丈富士賞（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で高野誠毅騎手（11戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のプリンセスプライドに1馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

4月21日、中2週で迎えた36戦目は、一般C3十十一（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は13戦連続で高野誠毅騎手（12戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。