インターシュネル（2000年生、母キョウエイリード）

Inter Schnell

2000.05.06

インターシュネル（2000年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋速い（独）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時8歳）と交配したキョウエイリードが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方7戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

郷原洋行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

6月21日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

11月23日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた3戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るマイネルエルンストを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2004年）

1月11日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルビンテージに3/4馬身交わされて2着となった。

1月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイタズラセンニンを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

2月8日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るニシノペインターを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

3月27日、中6週で迎えた7戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

10月3日、約6か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハイフレンドスターに2馬身の差をつけて久方ぶりの一戦をモノにした。