トニトゥルス（2020年生、母シリウストウショウ）

トニトゥルス（2020年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「雷、雷鳴(ラテン語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時15歳）と交配したシリウストウショウが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はディアレストクラブ。主な勝ち鞍は2022年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

新開幸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

11月12日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のハッスルダンクをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2023年）

1月7日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、3歳1勝クラスの黒竹賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚がパッとせず16着に敗れた。

1月28日、中2週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

6月25日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

8月6日、中5週で迎えた5戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月13日、連闘で迎えた6戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

10月8日、中7週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は鷲頭虎太騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

4歳（2024年）

1月13日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で鷲頭虎太騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷲頭虎太騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びを欠き16着に終わった。