スマートレバレッジ（2010年生、母タワーライトブルー）

スマートレバレッジ（2010年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋レバレッジ、てこの原理」。毛色は栗毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時25歳）と交配したタワーライトブルーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

当歳のとき、高昭牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、大川徹によって1,732.5万円で落札された。

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

12月22日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

3歳（2013年）

1月19日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

3月17日、中7週で迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、伸びてきたハギノブシドウ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

4月14日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

6月8日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、4着に入った。

6月30日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ニホンピロマイティに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。