ファニーバニー（2023年生、母カゼルタ）

Funny Bunny

2023.02.05

ファニーバニー（2023年2月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「曲名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシスキン（当時6歳）と交配したカゼルタが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2025年のもみじステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、谷崎森吾によって2,310万円で落札された。

杉山佳明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2025年）

6月14日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったカイショーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月26日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、勝ったショウナンカリスにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月31日、中4週で迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のラスベガスサインを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

10月19日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳オープンのもみじステークス（京都芝1400m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を使えず3着に終わった。

11月22日、中4週で迎えた5戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスの秋明菊賞（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。