ハイルラピード（1987年生、母ミタール）

Heil Rapid

1987.04.07

ハイルラピード（1987年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイナゴー（当時10歳）と交配したミタールが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）山勝牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

10月14日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったフェザーマイハットに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

11月19日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

3歳（1990年）

7月15日、約8か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた6戦目は、関野弘行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

4歳（1991年）

5月4日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。