ファインハッピー（2018年生、母Unbridled Empire）

Fine Happy

2018.03.14

ファインハッピー（2018年3月14日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「晴れ+幸せ」。毛色は鹿毛。種牡馬のRunhappy（当時6歳）と交配したUnbridled Empireが12歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2021年の一般C2八。

経歴

デビュー前

杉山晴紀厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

1月30日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では稲妻の如き末脚を披露し、4着に入った。

2月20日、中2週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

4月4日、中5週で迎えた3戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

5月1日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

5月23日、中2週で迎えた5戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

6月27日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では伸びを欠き18着に終わった。

8月15日、中6週で迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

9月28日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、さるお、そのまま三十路になってええんか杯（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったセブンパワーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシエルクリーガーに9馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月31日、中2週で迎えた10戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のアキレア賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったアロハロックに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1十（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したスノームーンライトにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月28日、中1週で迎えた12戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、馬家・天馬家結婚記念杯（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマイネルレイヨンに2馬身の差をつけて優勝

4歳（2022年）

2月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg減らして迎えた13戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3月21日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた14戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

2022年3月23日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。