アテンションガール（1992年生、母キリマツカゼ）

Attention Girl

1992.04.25

アテンションガール（1992年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーアテンシヨン（当時14歳）と交配したキリマツカゼが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は広川 忠久。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、中央障害6戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

嶋田功厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

6月11日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1700m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた3戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったタガジョートーイに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

7月30日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた5戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

9月3日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のミヤギローマンをクビ差振り切って初白星を挙げた。

10月7日、中4週で迎えた7戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の咲花特別（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた8戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり17着に終わった。

4歳（1996年）

6月22日、約7か月の休み明けで迎えた10戦目は、町田義一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で町田義一騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた12戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で大江原隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で大江原隆騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で大江原隆騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月3日、中4週で迎えた16戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。