スペツナズ（1989年生、母シンジケート）

スペツナズ（1989年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のトスター（当時16歳）と交配したシンジケートが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊駿牧場。戦績は、中央平地3戦1勝、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は1991年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

7月20日、デビュー戦は内田国夫騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のグランドヒロキに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1992年）

4月4日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、アラ系4歳以上400万下（阪神ダート1200m 小雨/良）に55kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月10日、中4週で迎えた3戦目は、アラ系4歳以上400万下（新潟芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田国夫騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

7月1日、中6週で迎えた4戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上D6（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月29日、中3週で迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上D6（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳以上D2 D3（園田ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた7戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上D1 D2（園田ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。