スタービューティ（2008年生、母イブキニュースター）

スタービューティ（2008年6月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「美しい星、星のような美しさ。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のフジキセキ（当時16歳）と交配したイブキニュースターが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）高山牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方31戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の一般C2四。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高山牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、社台コーポレーションによって682.5万円で落札された。

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

1月22日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

2月12日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 小雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

4月23日、中9週で迎えた3戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

7月2日、中9週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた5戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた6戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

8月18日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた10戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた11戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた12戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の文甫特別記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた13戦目は、3歳戦のプリンセス菜穂子賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた15戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したキャラウェイを差し切れず、3馬身差の2着となった。

11月20日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月27日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヒラボクキセキに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月5日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

12月12日、連闘で迎えた19戦目は、前沢温泉舞鶴の湯レース（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原辰徳騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4歳（2012年）

1月9日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原辰徳騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

4月15日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた23戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原辰徳騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

4月22日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原辰徳騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で菅原辰徳騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で菅原辰徳騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で菅原辰徳騎手（12戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

5月21日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で菅原辰徳騎手（13戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

5月28日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で菅原辰徳騎手（14戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

6月3日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で菅原辰徳騎手（15戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

6月10日、連闘で迎えた31戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた32戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったクレタをクビ差捉え切れず2着となった。

7月8日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

7月15日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた35戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（16戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。