ミスティックセドナ（2006年生、母モールドローラー）

ミスティックセドナ（2006年4月26日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「神秘的なセドナ（地名）」。毛色は鹿毛。種牡馬のミラクルアドマイヤ（当時11歳）と交配したモールドローラーが16歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡厚真町、生産者は（有）大川牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方8戦2勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳C1。

経歴

デビュー前

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

1月11日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は力尽きて12着に敗れた。

2月7日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

4月13日、中8週で迎えた3戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた4戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトーセンメロディに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月5日、連闘で迎えた5戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゴールデンイーグルに4馬身の差をつけて順当に勝利した。

5月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の正樹&真由美マリッジカップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

7月12日、中5週で迎えた8戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた10戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。