カシノスナイパー（2013年生、母エムオービクトリー）

カシノスナイパー（2013年4月26日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋狙撃手」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時10歳）と交配したエムオービクトリーが12歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は片岡博。戦績は、中央平地6戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、片岡博から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、柏木務によって259.2万円で落札された。

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

6月21日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

3歳（2016年）

1月26日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジャニュアリーフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

3月12日、中6週で迎えた4戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

4月16日、中4週で迎えた5戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず15着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた7戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。競走中止となった。