ホリディオンワード（2001年生、母サンデーオンワード）

ホリディオンワード（2001年3月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「休日＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時12歳）と交配したサンデーオンワードが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害22戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

9歳のとき、オンワード牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。11歳のとき、オンワード牧場から「冬季ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、大西雅信によって7.35万円で落札された。

郷原洋行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

5月9日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 雨/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

7月3日、中4週で迎えた3戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

9月4日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中山芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は宗像徹騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた8戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

4歳（2005年）

1月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 雨）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

1月29日、中1週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

3月20日、中6週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月23日、中4週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で平沢健治騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で平沢健治騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

6月4日、中2週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で平沢健治騎手（5戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で平沢健治騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で平沢健治騎手（7戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。3着に入った。

7月24日、中1週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で平沢健治騎手（8戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。最後は、2着のタイタニアムに約11馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月20日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデJ・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は宗像徹騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月19日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は平沢健治騎手（9戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた20戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（2006年）

1月7日、中3週で迎えた21戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は平沢健治騎手（10戦1勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月4日、中7週で迎えた22戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（11戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月8日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（12戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月8日、約3か月の休養明けで迎えた24戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた25戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月4日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた27戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。競走中止となった。

6歳（2007年）

1月8日、中4週で迎えた28戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月29日、約3か月半の休み明けで迎えた29戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

5月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。13着に終わった。

6月30日、中5週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた31戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。