ハートヴァイン（2009年生、母スピードビクトリア）

ハートヴァイン（2009年3月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「源平葛の英名Ｂｌｅｅｄｉｎｇ　Ｈｅａｒｔ　Ｖｉｎｅより」。毛色は芦毛。種牡馬のスピードワールド（当時15歳）と交配したスピードビクトリアが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）スピードファーム。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

7月3日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

7月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したパワーヒッターにクビ差届かず2着となった。

8月21日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

3歳（2012年）

4月14日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

6月9日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大野拓弥騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。