ビービープライム（2010年生、母クリアカット）

ビービープライム（2010年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋青春」。毛色は鹿毛。種牡馬のアルカセット（当時10歳）と交配したクリアカットが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。戦績は、地方10戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

斉藤正弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2012年）

6月28日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したセラミックガールを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月12日、中1週で迎えた2戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた4戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のアルポケットをアタマ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

11月15日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく14着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

12月27日、中3週で迎えた7戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の白鳥特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

3歳（2013年）

1月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のブエラを3/4馬身振り切って2勝目を奪取した。

1月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の食べて応援しよう!東北の畜産賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた10戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。