ユウガナル（2007年生、母メイケイシラオキ）

ユウガナル（2007年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より＋勝つ（西）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時6歳）と交配したメイケイシラオキが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は小泉学。戦績は、中央平地9戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小泉学から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

9月5日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は514kg。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3歳（2010年）

1月30日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたアルメーリヒ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月20日、中2週で迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したニシノマナザシを差し切れず、1馬身差の2着となった。

3月20日、中3週で迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、勝ったシャガールにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

4月18日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマイネルネオハートを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

12月26日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝2600m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

5歳（2012年）

2月12日、約14か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた9戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。