トウショウチャンス（2007年生、母ステアトウショウ）

トウショウチャンス（2007年2月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋好機」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラプレジデント（当時7歳）と交配したステアトウショウが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地6戦0勝。

経歴

デビュー前

高松邦男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

10月11日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

3歳（2010年）

3月20日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月24日、中4週で迎えた5戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/重）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

6月26日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。