スプリントヒロイン（2006年生、母ミニスカート）

経歴

デビュー前

1歳のとき、浜中泰弘から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、浜中泰弘から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビーステーブルによって262.5万円で落札された。2歳のとき、林孝輝から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

矢野義幸厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2008年）

9月25日、デビュー戦は佐藤裕太騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は451kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤裕太騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

11月18日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤裕太騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた4戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、平均ペースで集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のグッドジョンソンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2009年）

1月13日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のツインエース特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤裕太騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤裕太騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく最後はエスプリギャルと並んで5着同着となった。

3月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のベストレイン特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤裕太騎手（5戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤裕太騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤裕太騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤裕太騎手（8戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい6着に終わった。

9月4日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤裕太騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤裕太騎手（10戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月6日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2九十11（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤裕太騎手（11戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2十三十四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤裕太騎手（12戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったオウドウリーチに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月19日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2九十（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤裕太騎手（13戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2九十（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤裕太騎手（14戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2八九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐藤裕太騎手（15戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

4歳（2010年）

1月14日、中2週で迎えた19戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

5月28日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、一般C2十四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤裕太騎手（16戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2九十（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤裕太騎手（17戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るプラチナムブルーを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

6月17日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2十十一（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤裕太騎手（18戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤裕太騎手（19戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤裕太騎手（20戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2七八（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤裕太騎手（21戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤裕太騎手（22戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

9月10日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた27戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤裕太騎手（23戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2五六（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤裕太騎手（24戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったオーサンルビーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月29日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤裕太騎手（25戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2九（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤裕太騎手（26戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた31戦目は、日本旅行赤い風船賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤裕太騎手（27戦1勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。