アズマタイショウ（2006年生、母フアーストラブ）

アズマタイショウ（2006年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大将」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時5歳）と交配したフアーストラブが21歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地7戦2勝。主な勝ち鞍は2009年のわらび賞(500万下)。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

12月14日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は478kg。18頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（2009年）

2月14日、中8週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は鮫島良太騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウォーターイオレクに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月18日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（3戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下のわらび賞（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（4戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るロードイノセントを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月6日、中3週で迎えた7戦目は、3歳G3のユニコーンステークス（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で鮫島良太騎手（5戦2勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。