リノラナキラ（2021年生、母カスタラナ）

Lino Lanakila

2021.04.30

リノラナキラ（2021年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「輝く勝利(ハワイ語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のミッキーアイル（当時10歳）と交配したカスタラナが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はアイズスタッド株式会社。

経歴

デビュー前

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月17日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は472kg。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

3歳（2024年）

1月14日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた3戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、レッセパッセに交わされて3馬身差の2着となった。

3月17日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西塚洸二騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では閃光の如き末脚を披露したが、3着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西塚洸二騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西塚洸二騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。