サングレアズール(2007年生、母リメインラブ)

Sangre Azul

2007.04.24

サングレアズール(2007年4月24日)は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「名門出のお嬢さん(西)」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ(当時9歳)と交配したリメインラブが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は石川 栄一。戦績は、中央平地16戦4勝2着1回。2011年の京都牝馬ステークス(牝G3)で3着に入るなどの活躍をした。

プロフィール

基本情報

通算成績
16戦4勝 [4-1-2-9/16]
総賞金国内
5,543万円
生年月日
2007年4月24日
出生国
日本
品種
サラブレッド
性別
毛色
鹿毛
厩舎
武藤善則美浦
馬主
青木照吉
生産者
石川 栄一
抹消情報
中央:2011年5月11日抹消

性質分析

距離適性
コース適正
ダート
馬場適正
高速
低速
成長
早熟
晩成
馬体重
脚質
逃げ
追込
出脚
末脚
スタミナ
少ない
豊富
出走回数
少ない
多い

回収率

252%単勝回収率252%単勝回収率145%複勝回収率145%複勝回収率※国内のみ。

指数の推移(直近7走)

  • 7

  • 6

  • 5

  • 4

  • 3

  • 2


パフォーマンス分析

最高指数
勝利時最大着差国内
9馬身

ベストレース

レース名
六甲アイランドステークス
日付/馬齢
2010年12月11日/3歳
コース
阪神芝1400m
指数
着順
1着
オッズ/人気
20.9倍/8番人気
馬番/頭数
13番/18頭
天候
小雨12.1℃
馬場状態/馬場速度
/標準
レースラップ
平均=11.4/ラスト=12.0
レースペース
ミドル
通過順位
2-2
馬体重増減
476kg-8
出走間隔
中2週
騎手斤量
藤岡佑介54.0kg

血統

概要

母のリメインラブは中央平地11戦0勝2着1回。祖母のレストオブラブは海外11戦0勝。曾祖母のIgnoreは海外13戦2勝。父のクロフネは中央G1・2勝(東京芝[1600m],東京ダ[2100m])。

産駒

7代内クロス

種別馬名クロス血量
Northern Dancer5×315.62%
Nearctic5*6×410.93%
Bold Ruler5×64.68%
Nearco6*7*7*7×5*7*78.59%
Native Dancer6*7×5*58.59%
Nashua7×53.9%
Nasrullah6*6×6*6*77.03%
Polynesian7*7×6*6*66.25%
Princequillo7×62.34%
Blue Larkspur7×71.56%
Discovery7×7*72.34%
Tourbillon7×7*72.34%
牡MTom Fool5*64.68%
牡MMahmoud6*72.34%
牡MBull Dog7*71.56%
Lavendula7×71.56%
※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

レース成績

日付
コース
レース名
1着馬2着馬着差
/頭数
馬番
騎手
斤量
オッズ
人気
通過順位
上がり/前3F
馬体重
増減
指数
2011/04/09阪神
芝1400m
12/18
6枠11番
5.3
2人
3-2
36.0/34.3
480
-8
2011/01/30京都
芝1600m
3/16
3枠6番
34.3
9人
5-5
34.0/35.7
488
+12
2010/12/11阪神
芝1400m小雨
1/18
7枠13番
20.9
8人
2-2
34.3/35.0
476
-8
2010/11/20東京
芝1400m
9/18
7枠15番
15.9
8人
2-2
34.6/35.2
484
-2
2010/10/24東京
芝1400m
1/11
7枠8番
6.5
4人
3-3
33.6/36.5
486
+2
2010/10/02中山
芝1200m
8/14
7枠12番
3.9
3人
3-3
34.9/33.4
484
+8
2010/06/19福島
芝1200m
1/16
1枠2番
9.8
4人
2-1
34.8/33.8
476
-12
2010/05/16東京
ダ1400m
8/16
3枠5番
9.0
3人
16-16
36.0/37.9
488
0
2010/04/17中山
ダ1200m
1/15
1枠1番
3.2
2人
1-1
37.4/34.0
488
+8
2010/03/28中山
ダ1200m
2/16
2枠4番
3.3
2人
4-3
38.1/34.9
480
-6
2010/03/14中山
ダ1200m
3/14
3枠6番
5.1
2人
2-2
38.0/35.1
486
-2
2010/02/13中京
ダ1700m
10/16
2枠4番
19.4
6人
2-2-4-3
40.4/36.1
488
+2
2010/01/24中京
ダ1700m
4/16
7枠14番
17.7
4人
2-2-2-2
40.7/36.8
486
-6
2009/12/26中山
ダ1800m
7/16
7枠14番
8.6
3人
1-1-1-1
42.3/38.1
492
-2
2009/12/05中山
ダ1800m
6/15
5枠9番
6.1
3人
8-8-8-7
39.3/38.4
494
-2
2009/11/21福島
ダ1700m
5/15
1枠1番
3.7
1人
4-4-6-4
38.8/38.2
496
※直前に感嘆符!が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ#の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎(美浦)へ入厩。

2歳(2009年)

11月21日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、2歳新馬福島ダート1700m 晴/稍重)に出走。馬体重は496kg。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利中山ダート1800m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手(1戦0勝)。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた3戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利中山ダート1800m 曇/良)に出走。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

3歳(2010年)

1月24日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利中京ダート1700m 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は宮崎北斗騎手(2戦0勝)。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利中京ダート1700m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手(3戦0勝)。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

3月14日、中3週で迎えた6戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利中山ダート1200m 晴/良)に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利中山ダート1200m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手(1戦0勝)。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたウイニングタワー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4月17日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利中山ダート1200m 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手(2戦0勝)。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレインボーハートに9馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月16日、中3週で迎えた9戦目は、3歳500万下東京ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手(3戦1勝)。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

6月19日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、3歳以上500万下福島芝1200m 曇/良)に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で松岡正海騎手(4戦1勝)。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のサクラクローバーに4馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

10月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の勝浦特別中山芝1200m 外回り 晴/良)に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下東京芝1400m 曇/良)に出走。鞍上は松岡正海騎手(5戦2勝)。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオルトリンデに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

11月20日、中3週で迎えた13戦目は、A.クラストゥス騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の奥多摩ステークス東京芝1400m 晴/良)に出走。18頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた14戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の六甲アイランドステークス阪神芝1400m 小雨/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のトーセンイマジゲンに2馬身半の差をつけて4勝目をゲットした。

4歳(2011年)

1月30日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、牝馬限定G3の京都牝馬ステークス京都芝1600m 外回り 曇/良)に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手(1戦1勝)。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月9日、中9週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた16戦目は、牝馬限定G2の阪神牝馬ステークス阪神芝1400m 曇/良)に出走。鞍上は松岡正海騎手(6戦3勝)。18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。