ウェラーマン（2021年生、母ユメザンマイ）

Wellerman

2021.05.08

ウェラーマン（2021年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヘンリーバローズ（当時6歳）と交配したユメザンマイが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。主な勝ち鞍は2023年のアッパートライ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、椎名節によって550万円で落札された。

盛本信春厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2023年）

11月7日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は485kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイノカタチに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月29日、中2週で迎えた2戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグランゲレーロに8馬身の差をつけて2勝目を収める

12月31日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

3歳（2024年）

3月6日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦の菊水賞トライアル ニュージェネレーション（姫路ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るミスターダーリンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

4月3日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の菊水賞（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月1日、中3週で迎えた6戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の西日本クラシック（園田ダート1870m 小雨/重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

7月4日、中8週で迎えた7戦目は、3歳戦の兵庫優駿（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマルカイグアスに詰め切れず、8馬身差の2着となった。