ビンセント（2004年生、母バコール）

ビンセント（2004年5月27日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「人名」。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤボス（当時7歳）と交配したバコールが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は酒井秀紀。戦績は、中央平地1戦0勝、地方24戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

西村守幸厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2006年）

11月30日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るジョリーズダンサーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2007年）

1月3日、中4週で迎えた2戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた3戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた4戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた6戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた7戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチアズジョイを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

4月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた9戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

5月26日、中2週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた10戦目は、3歳500万下（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の兵庫ダービー（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

4歳（2008年）

1月27日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から31kg絞って迎えた12戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月11日、中1週で馬体重を前走からさらに15kg減らして迎えた13戦目は、一般C2-1（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で﨏畑雄一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-1（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で﨏畑雄一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2-2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で﨏畑雄一郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で﨏畑雄一郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月30日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2-6イ（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で﨏畑雄一郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月20日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、チューリップ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で﨏畑雄一郎騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた19戦目は、牡丹特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で﨏畑雄一郎騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月25日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた20戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、青葉賞（福山ダート1800m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月7日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた21戦目は、クレマチス特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた22戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、夾竹桃特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた23戦目は、馬券ブレイク賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は﨏畑雄一郎騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月3日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2-1（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で﨏畑雄一郎騎手（9戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた25戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。