メイブルーム（2006年生、母ラディカルチック）

メイブルーム（2006年2月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「五月に咲きほこれるように」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時17歳）と交配したラディカルチックが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、地方28戦0勝。

経歴

デビュー前

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

10月25日、デビュー戦は中村将之騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3歳（2009年）

4月19日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、逃げるハートランドフェロを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

5月10日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

7月26日、中6週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではいいところがなく16着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた9戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。17頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。3着に入った。

8月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。14着に敗れた。

11月7日、中5週で迎えた12戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、ラストトゥインクル賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた13戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、晩秋特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた14戦目は、折笠豊和騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた15戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で折笠豊和騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

4歳（2010年）

1月1日、連闘で迎えた16戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

1月7日、連闘で迎えた17戦目は、福寿草特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた18戦目は、一般C1三四（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた19戦目は、元気百梅賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた20戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1三四（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1六（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた23戦目は、牝馬限定戦のチドリ賞（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で橋本直哉騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1七（浦和ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で橋本直哉騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1五（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で橋本直哉騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1六七（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で橋本直哉騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1四五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

8月2日、中7週で迎えた28戦目は、夏祭り特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

8月6日、連闘で迎えた29戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた30戦目は、スターライト特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた31戦目は、文京区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

9月7日、連闘で迎えた32戦目は、フェニックス特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（6戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた33戦目は、十倉特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた34戦目は、長谷特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2二（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月1日、中2週で迎えた36戦目は、長狭特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた37戦目は、小春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2二（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で折笠豊和騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた39戦目は、月魚特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は金子正彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず14着に終わった。